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シャネルの立食パーティーで大内順子さんとお会いした話

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シャネルの立食パーティーで大内順子さんとお会いした話

帰宅の途中にカーステレオから流れて来た、大内順子さんの訃報に、またひとつの時代の流れを感じた。

90年代に民法で放送されていた、『ファッション通信』を熱心にチェックしていた僕としては、
大内さんの強くシャープな声とサングラスとボブの出で立ちは、今でもセットで蘇る品良さがあります。

大内順子さんとお会いしたのは、友人からいただいたシャネルのコレクションの招待状がキッカケです。
2000年位だったでしょうか。そのアフターパーティーで光栄にも、当時としては、「お!お!有名人だ!」って軽いノリで話しかけたことを昨日のように思い出します。

当時、文化服装学院に通っていた僕は、今では超売れっ子の友人と、(ちなみに彼はドレットヘア)
パターンの入った筒を肩にぶら下げたまま、その日は雨だったので、片一方の手にはビニール傘という、通学帰りに行ったのです。
パーティーにちゃっかり参加したものですから、片手にはシャンパンという、今考えたら場違いのコンビで、
ファッションショーの後から会場を徘徊する始末。その1コマで有り難くも偶然に出会えたのです。
舞い上がったのなんのって!

大内さんからは、
『パリで行われたシャネルのショーと同じ構成だったこと』『僕らコンビに頑張ってくださいね』みたいなことを
同じ目線で気さくに話してくださいました。優しい人でした。
ちゃっかりサインまでいただきました。早いものでもう10年以上の月日が流れます。

僕ら、正確には気さくに声を掛けた僕に、『会えて嬉しいです。』みたいな感じだったかな。
お付きの女性から、言葉は丁寧に話してね!って叱られた記憶もあります。(笑)いやはや、本当すみませんでした。
あの華やいだ空気と気さくな人柄に当時の僕と友人は興奮しました。

活躍して、またお会いしたいなぁ。と帰り際の山手線で会話したので、今回の訃報は心から残念でなりません。
『心からお悔やみ申し上げます。』