ヴィンテージ家具の通販【Helvetica】

時を経ても大切にできる作品をあなたに。

バリアフリーとユニバーサルデザインの思想について

667 views
バリアフリーとユニバーサルデザインの思想について

バリアフリーとユニバーサルデザインについて考える時間が増えました。
ユニバーサルデザインとの出会いは2000年頃だったと思います。
文化服装学院に通っていた頃で、
コム・デ・ギャルソンやマルタン・マルジェラなどDCブランドに多大に影響を受けていた当時の僕は、
少しも魅力的に映らなかったと記憶しています。
誰にでも優しいカタチを選択すると見た目の格好良さとかけ離れていくと考えていたからです。

ここ数年はそのような考え方自体に反省をするようになりました。
『誰にでも優しい』ってそれ自体がスマートであるということに気づいたからです。
ぼくだって言葉の全く通じない異国に行ったときは、困った時にただ声を掛けられるだけで、
幾ばくかの不安は薄まる。
本当に些細なことかもしれませんが、視点を入れ替えることは非常に難しい面があります。

残念ながらこの国は、弱者に不親切です。

身体を壊すと切実に実感する場合があると思います。
駅構内の経路(視覚障害者誘導用ブロックや点字運賃表、自動券売機、階段の手すり、誘導チャイムのこともあるかもしれません)やちょっとした段差。
よかったら、目の不自由な方の意識にたって、その動線で確認されると分かるかもしれません。

僕は不安という感情しか残りませんでした。
公共施設に対してもモノを申したい気持ちはありますが、
先ずはじぶんから変わろうと考えてみたわけです。

バリアフリーとユニバーサルの違いは、視点の違いです。
参考になるページがありましたので、シェアします。

”ユニバーサルデザインは、障害者だったロナルド・メイス氏が、バリアフリー対応設備の「障害者だけの特別扱い」に嫌気がさして、最初から多くの方に使いやすいものを作る設計手法として発明されました。一方、バリアフリーは障害者・高齢者などの生活弱者のために、生活に障害となる物理的な障壁の削除を行うという、過去の反省に立った考え方で進化してきました。 ”
引用の出典元URL:http://ud-shizuoka.jp/ubpla/bfud_chigai.html

家具のついても年齢によって使いやすいカタチも変化します。
もちろん、美意識に於いても変わることでしょう。

変わることは摂理です。僕も流されながら日々を生きています。
扱う作品に対しても変化の時期なのかもしれませんが、今の興味を大切にしながら
将来の方向性はゆっくり見定めていくつもりです。