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これからの生活に向けて選びたい、ずっと使い続けられるカトラリー

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自分と家族、そして来客時に対応するために、調和した愛用カトラリーを選ぶには

春から新生活だ!なんて、状況も気分も随分と味わっていないのですが、椅子やテーブル、箪笥など少々売り買いしてきた私は、長年、放置していたジャンルがあります。それらはカトラリーです。

もちろん、愛用品として、限られた来客時用として、必要最低限は、所有しています。例えば、カトラリーでいうと、柳宗理さんのデザインされたナイフやフォーク、それにスプーンなどです。
特に、柳さんの黒枝のシリーズは、大好きで、経年変化の美しさを楽しみながら、気づけば20年は愛用しています。

18歳のころ、専門学校の先輩の住まいにお邪魔したときに、お洒落な人でしたから、部屋には、イームズの椅子、柳宗理さんの椅子、パントンの照明、そしてカトラリーは黒枝の柳さんのモノでした。「真似たい」と思った当時のわたしは、その足で伊勢丹の地下に向かうわけです。スプーンが2,000円くらいだったでしょうか。
友人には小馬鹿にされたものです。文章にすると思い出すのですが、「調理器具や日用品は100均で揃えるべき論」みたいな話になったと思います。分からなくもないですが。笑 がーーー

たしかに、高校を卒業したばかりに身には、1本2,000円もするスプーンは高級品です。当時から何でも、2個買う習慣があったのですが、もう1本は、さすがにお財布の関係で、シンプルなステンレスのものを選びました。
どちらも今でも大切に愛用しています。

なぜ今カトラリーに注目しているのか。

カトラリー、食器に至るまで、必要最低限しか所有してこなかったのですが、端的に理由を言うと、「多くは所有したくない」それに尽きます。もう1つ理由をいうと、集め出すと、キリがないと感じていたからです。

では、なぜ、今、カトラリーに熱を感じているのか。年齢を重ねたから感じる、来客時への対応を真剣に考え始めたから。そこに尽きます。持て成し方で一番重要なことは、何を差し置いても気持ちです。
加えていえば、私の場合は、やはりモダンなもの。丁寧なものが好きなので、それを感じてもらえたらなぁ。と自己ご満悦の世界ですが、それも理由です。

日本人なら、お箸で事足りる文化ではありますが、雰囲気も一緒に楽しみたい。と考えたときに、愛用の書物を眺めながら「いいなぁ、いいなぁ。」と時めき出しています。

題名のずっと使い続けられるカトラリーについては、諸先輩のブログでもご紹介されている通り、持ち手である「柄」、食べ物に触れる「先」の形や、なるべく「シンプルなものを!」などと書かれている通り、私もそのように思います。外食したときは、皆さま同様、食器やカトラリーは、気になります。カタチは?重さは?、口当たりは?

あのお店のスプーンはいいよなぁ、気になれば店員さんにメーカーなども伺ってきました。趣味がよいですね。って。

アルネ・ヤコブセンのデザインしたもの。

そこで、いま一番気になっているのは、アルネ・ヤコブセンが、1958年コペンハーゲンのRoyal Hotel SASのレストラン向けにデザインしたAJ660カトラリーです。現在はGeorg Jensenによって製作されていますが、以前は、A. Michelsen で制作されていました。

カトラリーは口に触れるものですから、基本的には、新品しか買いません。というか、買ったことがありません。
モノの売り買いをしている身ですから、現在売られていないシリーズもあります。もちろん、ヤコブセン以外でもです。ヴィンテージにまで視野を広げて探してみるかなぁ。汚れてたら、嫌だしなぁ。絶対に嫌だしなぁ。とか、言いながらあれこれ検討している時間は結構楽しいです。

管理が容易なことから、純銀製は性に合いませんので、材質はステンレスになります。
モダンなものが大好きで、中でも最もシンプルなカタチのナイフとフォークはヤコブセンの手がけたものだと思います。

木の素材のもの、プラスチック製。書きながら、あれもいいなぁ、これもいいなぁ病が、、結構重症です。

なにはともあれ、買い物は頭で考える前に「好き」という気持ちで大切に選びたいものです。