
一年の内で、エアコンの効いた夏の部屋でモダン家具を眺めることが好きです。
夏の日差しの中に映るモダン家具の“造形や輪郭”は、他の季節と異なり、ハッキリとそしてクリアに目に映ることも理由のひとつにあると感じています。
ご無沙汰しています、ヴィンテージ家具販売員です。
ここ数ヶ月は海外オークションハウスに出品される家具に目を奪われ、エスティメートの最安値でビットし続け、幸運だったら購入しようというスタンスでした。
数回ビットするも、いづれも購入するに至っていません。
コロナ渦の中で自宅で過ごす時間が増えていますが、歳を重ねるにつれて、“モノとの距離感”を見つめ直しているところでしたので、現状の家具置き場のことを考えたら、逆によかったのかな。とも感じています。
そんな中でも、ポール・ケアホルムのデザインした籐張りのPK22の椅子との出会いがあれば、再度購入したい。2脚が理想です。
照明はインゴ・マウラーのもの。
家具は基本的には造作。足りないところは、北欧のものでも探したいですね。
イームズの家具も好きですが、土足文化ではないことや、私の身長からは合わないので、購入したとしてもストレージユニット程度になりそうです。
物欲があるのか、ないのか。自分でもあまり分かりません。
ハッとするような家具との出会いが少なくなっているとも感じています。
モダン家具コレクターの皆さまは、「最近は新しいお気に入りの家具との出会いはありましたか?」
書籍の整理も年中している感じですが、なかなか思うように捗りません。
ようやく夏が来たと思ったら、夕暮れは秋の予感を感じさせられます。
最近は朝焼けが好きです。夕焼けと違ってまた、美しいものですね。
まだまだ暑い日が続きますが、お身体ご自愛ください。