ヴィンテージ家具の通販【Helvetica】

2021年上半期をヴィンテージ家具販売員が振り返ります。

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2021年上半期をヴィンテージ家具販売員が振り返ります。

サボりの常習犯ですね、ブログもYoutubeも更新せず。オンラインのヴィンテージ家具屋10才にして “ていたらく” 。耳がいたい。

近頃は倉庫の中の商品も増えては頃合いを見ながらSALEを繰り返しています。名作椅子は将来の事務所兼住まいのために、未掲載を続けていくと、自ずと増える一方です。笑。笑っている場合ではありません。

オンラインショップの家具屋とはいえ、家具の花形はやはり “椅子” だと思っています。商品ラインナップの主軸を照明に移そうかそうと考えた時期もありましたが、デザインチェアを販売出来ることは、商品の売りやすさ。利益率。圧倒的に空間の主役になり得ること。ヴィンテージ家具販売員にとっての椅子販売は、3拍子が揃った魅力あふれる存在です。

私の好みもあまりブレない結果、ポール・ケアホルムのデザインしたアイテムが、家具収集のひとつのゴールにあるようです。色々なデザインチェアを見て使ってきた中で、感覚も3、4回転しているのですが、もし私が一から家具を揃えるとするなら、今なら、無印良品の家具を検討すると思います。それも中古です。デザインに嫌味がなく寸法も日本人向けのサイズ感、適度な軽さも使い勝手が良さそうです。中古を探すことで安価に入手可能!やっぱり渋いな私って感じます。セコイって意味でも。

家具の魅力に取り憑かれると素材にも興味が湧いてきます。当然の流れです今はコールテン鋼と、アルミニウムに興味があります。経年した姿は、禅。清らかな空気が纏っているように感じてしまうからです。

カンがよい読者の皆さまなら「ピン!」と来る方もいるかもしれませんね。

 “OLD  MUJI (オールド ムジ)” のデザインにも興味が湧いてきました。もうじき30年が経過するでしょうか。家電、キッチンウェア、ルームウェア、とりわけ、ステーショナリー類は心が惹かれる製品も数多く存在します。意外かもしれませんが、OLD MUJIの製品を探すとなると一筋縄ではいきません。

廃棄されたものも多く、以前はD & Department さんでも買取りをされていましたが、ヤフオクやメルカリ等で手放される方はまだまだ少ない印象です。チャールズ&レイ イームズなど著名なデザイナーが手がけたプロダクトなら、所有者は価値を知っていますので、普通は廃棄をしません。そのさじ加減がOLD  MUJI を探し出す難しさのひとつにあると感じています。

OLD MUJI のプロダクトを紐解くと、Appleにスカウトされた、日本人プロダクトデザイナー西堀 晋さん(にしぼり しん、 1966年 – )の作品も存在します。私がちょうど上京するタイミングの無印良品のカタログに掲載されていたので、懐かしさを感じますね。

西堀さんは松下電器にお勤めされてたようです、私は学生時代に、コラボレーションという名目で、松下電器さんのデザインルームにお邪魔してた経験があります。あの頃の松下さんのデザイン部署は、再編すぐでしたので、精鋭揃い。学生にとっても刺激的。よい経験をさせていただきました。叱られたりもしたけどね。笑

話が逸れましたね、ムジのアイテムを深堀していくと、デザインの魅力以上に、2021年まで残っているものの多くは、素材の経年変化も愛でる楽しみのひとつになっている場合が多いです、木とアルミがそれです。

冷静に考えました、こっそり集めようか否か。

ヴィンテージ無印は、ジャンルの価値としても面白そうですが、薄利の可能性も高く、探す時間を投下するには、勿体ない。頭を抱えるポイントです。

利益を上げることは、オンライン家具屋の店主にとっては大切なことです。当然です。

利益率が高いアイテムは何だろうか。やはり言い値の世界。希少性がキーワードとして浮かびます。

よく 「相場は?」 なんて質問をお受けすることもありますが、希少性が加わると、お鮨屋さんのネタ同様に、「時価」「言い値」の世界です。

海外にはデザインプロダクトに強いオークションハウスも数多く存在します。大手オークションハウスから、地方の小さなコミュニティ向けもあります。

先ほどの「相場は?」の答えのひとつに、オークションハウスでの結果が、相場の指標だと私は考えています。

もちろん日本へ輸入が必要なアイテムの場合は、バイヤーズプレミアム(手数料)、送料、通関費用、廃材処理費用などが落札価格に加えて加算されます。メンテナンス費用が必要な場合もあります。そして販売者の手数料(利益)が加わるわけです。近年ではオークションハウスから落札した商品をオンラインショップで販売される会社も増えました。落札価格と売値から利益も容易に想像できます、売り手にとっては、他社ディーラーと違いを示さなければ生き残れない時代となりました。

私個人としては、お店を介さずに、直にオークションハウスから購入されたほうが、商品が手に入るまでのストーリーが得られ、証明書も付属し、なにより安価で購入することができると考えるため、直接買われることを推奨してきました。決して難しいことではありませんから。

それらは、より大切に扱われる傾向があると感じています。苦労して手に入れたことが大切に扱う要因だと考えます。資産としも機能します。ホンモノに間違いありませんし、来歴がクリアだと何かと好都合ですから。プロダクトメーカーの刻印やステッカー同様に、オークションハウスのステッカーを大切に残されているマニアも1人2人ではありません。転売のことを考えたときの付加価値があるのでしょうか。中には、魅力的なオークションハウスの出品LOTの画像をSNSで拡散して購入者を募っていくディーラーも増えましたね。生き残りを賭けた戦略ですからあえてノーコメントです。

世界における日本の存在感も弱くなっていることは、コンテナ業の方からも耳にします。そんな中、貴重なモダン家具が日本国内に入ってくることは嬉しいことです。ローズウッドの輸入規制など、簡単に輸入できる木材の種類も年々厳しくなってきていますから。

やっぱり日本に貴重なデザインプロダクトが増えていくのはコレクターも歓迎すると思います。いつかは国内市場に出回るかもしれませんからね。

話が逸れました。2回目です。

資産や希少性” ばかりを謳っていても、魅力ある商品を販売する店主ではないですね。

先ずは好きという気持ちで選ぶ。選ばれる商品を提案すること。基本が大切になってきそうです。

ヴィンテージケアホルム専門店。ヴィンテージウェグナー専門店。んー飽き性ですから、続かなそうです。苦笑

基本的には数は少なく、大切に扱っていただける商品を店先にならべること。

家具メーカーさんにも数社連絡したところ、代理店の契約には実店舗が必要だとも説明を受けたのは2021年上半期の出来事です。できる限り身軽に考えながら行動したいので、有難い悩みの種。福岡で実店舗の中古家具の運営は難しいそうですから。最低でも東京。いえ、将来は東南アジア、南アジアになるのかも。

先ずはブログもそうですが、YOUTUBE、インスタグラムを丁寧に更新。継続が私には必要なことだと感じています。

最近は新しい家具との出会いはありましたか?

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